DRT 70remixのスペック、インプレ 70リミックス
えぐです。まいど!
琵琶湖の工房から次々と人気アイテムをリリースし続けるバス釣りロッド&ルアーメーカー、DIVISION REBEL TACKELS、通称DRT。
スタートはカスタムロッドを制作するロッドメーカーですが、ロッドだけでなく今やハードルアー、ワーム、ジグ、アパレル、バッグなどバス釣り関連のギアまで広がってきています。
DRTと言えばタイニークラッシュ、クラッシュ9、クラッシュゴーストなどのビッグベイトが超人気ですが、そもそもは「肺の中はカーボンまみれ」なDRT白川氏が代表を務めるロッドメーカーです。 そんなDRTがTULALAとコラボしたロッド『70remix』について調べました!
70remix 70リミックス
70remixのベースモデルはTULALA El Horizonte75
TULALA El Horizonte75の説明
70remixのベースモデルは『TULALAのEl Horizonte75 エルホリゾンテ75』
このロッドをメースにレングス、グリップ、ガイドセッティング等をDRTで再構築
では『TULALAのEl Horizonte75 エルホリゾンテ75』とはどんな竿なのか?
下記TULALAのサイトの説明によると、ヨーロッパでのパイクフィッシングを想定したヘビーパワーロッド。それを琵琶湖で対モンスターバスに呉氏が使っていたモデルだそうです。
【シリーズ最強の肩書きを持つパワーロッド】
引用元:ツララ http://tulalajp.com/original/eh75.html
エルホリゾンテ75は運河~都市型河川、そして広大なエリアで大型魚と対峙するためのキャスティングロッド。イギリスをはじめとするヨーロッパのフィッシングシーンにおいて、特に大型になるパイクへのフッキングを想定したヘヴィーモデルです。
パイクはロングキャストを必要とする広大なエリアだけではなく、三面に護岸された街中の運河にも潜みます。このためランディングへ至る設計では、ある程度真下方向への荷重想定も必要となります。さらにボートなどで岸が塞がれ、ランディングスペースの限られたエリアでのやり取りや、足下まで迫った魚に対して誘いをかけるのに非常に適したレングスとなっています。
巨大な魚を狙う=強く、硬ければ良いということではなく、負荷が掛かればしっかりと曲がる竿でなければその様な魚と対峙することは出来ません。エルホリゾンテ75は、こうした強く、太い竿を用いた各社パイクロッド群の中で、ギリギリ日本人の体力やバランスに合う設計となっています。 旧世代ブランクスに最新のパーツ、バランス。あくまでシンプルに、使いやすい強さを追究しました。
【Otherside】
このロッドのもう一つの側面。対モンスターバス用のロッドとしてのエルホリゾンテ75。
初期からテスト、開発に携わった呉行修氏の愛竿としての側面。 近年の巨大化する琵琶湖のバス。 世界記録すら生み出すモンスターレイク。 そこで生まれたバス達はもはや怪魚と言えるかもしれません。 この様なバスを獲るためには従来のバスロッドにはないパワーが必要でした。
スイープなアワセ、瞬発的なアワセ。どちらでも確実に硬い顎を貫くための硬さと、ファイト時には一切バスに主導権を与えない破格のトルクを併せ持つエルホリゾンテ75。 軽量化を一切無視したブランクスから産み出されるパワーは、怒涛のトルクという言葉さえ陳腐に感じさせるでしょう。また、ロンググリップによる魚とのやり取りのしやすさも重視されています。暴力的なトルクを持つ竿なのでグリップの長さが必然的に必要となるのです。
呉行修氏は、テスト段階で6500gを筆頭に20本近い10ポンドオーバーを捕獲。全ての10ポンドオーバーのバスを10秒足らずで瞬殺ランディングという荒業も披露してくれました。対【怪魚バス】用ロッドとしてのエルホリゾンテ75。この竿の開発者である呉氏の執念の具現化とも言える竿です。
TULALA El Horizonte75のスペック
Model | El Horizonte 75 |
Code | EH75 |
Action | レギュラースローテーパー、エクストラヘビー |
Length (ft) | 7.5 |
Folded Length (cm) | |
Rear Grip Length (cm) | |
Rod Wt. (g) | 215 |
Mono Line (lb,max) | 40 |
PE (#,max) | 10号 |
Cast Wt. (g) | 56~300g |
Price (円 ,税別) | 39800 |
エルホリゾンテ75に初期からテスト、開発に携わった呉行修氏『呉 行修 (yukinobu go)』さんは琵琶湖の北湖をメインに、バスやビワマスを狙う呉ガイドサービス(https://ameblo.jp/go-jb/)をされています。
呉さんのクラッシュ9、タイニークラッシュのオリカラもあります。
DRT 70remixのスペック
DRT 70remixのスペック
『TULALAのEl Horizonte75』をベースにベースにレングス、グリップ、ガイドセッティング等をDRTが再構築した『70remix』のスペック
Model | 70remix |
発売 | 2020年6月 |
Action | RF レギュラーファーストアクション |
Length (ft) | 7.0ft (2.1m) |
Guide | オールチタンFujiガイド |
Reel sheet | DFPCS/DRTオリジナルリールシート |
Rear Grip Length (cm) | – DRTバンピーグリップ仕様 |
仕舞寸法 (cm) | 172.5 |
Mono Line (lb,max) | max 30ポンド |
PE (#,max) | |
Cast Wt. (g) | 3oz~max9oz 85g~255g |
Price (円 ,税別) | 54000円 |
・クラッシュ9の使用をメインにしたモデル
・オリジナルのエルホリゾンテ75からは5インチ(12.7センチ)カットし操作性UPと軽量化
・バット部のパワーはそのままに、ティップ部はパワーダウンさせて操作性UP
・KLASH9を中心にしてJOKER、9inchクラスのソフトスイムベイト、ヘビーカバーフロッグゲーム等にも
・GHOSTの操作性も良い
・9オンスまでのルアーも使いやすい
4オンスクラスのクラッシュ9を楽しむには、今まで73remixだと若干パワー不足、79remixの守備範囲は200g(7.1oz)~1000g(35.3oz)でオーバーパワーでした。その隙間を埋めてくれるモデルですね。max9oz(255g)までカバーしていますのでクラッシュGHOST(250g,8.8oz)もOKという、ビッグベイト用に1本持っていれば守備範囲の広いモデルですね。
DRT白川氏による70remixの解説
『TULALAのEl Horizonte75』をベースにDRTで再構築された『70remix』。
再構築したDRT白川氏の解説により、70remixがどんな意図を持って作られた竿なのか?
DRTのブログ(https://kuroisakana.blogspot.com/2020/05/70remix.html)で解説されています。興味の有る方はインプレ代わりにどうぞ
DRT 70remixまとめ
・ベースモデルはTULALAの『エルホリゾンテ75』
・クラッシュ9の使用をメインにしたモデル
・バット部のパワーはそのままに、ティップ部はパワーダウンさせて操作性UP
・KLASH9を中心にしてJOKER、9inchクラスのソフトスイムベイト、ヘビーカバーフロッグゲーム等にも
・GHOSTの操作性も良い
4オンスクラスのクラッシュ9~9オンスクラスのゴーストまでカバー。ビッグベイト用に1本持っていれば使い倒せる守備範囲の広さが魅力的なモデル。
DRT 70remixの販売情報
70remixの販売情報は分かり次第、以下の記事に情報UPします。
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